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VS Code の GitHub Copilot を最新の GPT-4o Copilot に更新する (2025年2月編)

※ この機能は2025年3月27日に GA したことで設定変更が不要 (デフォルトの設定) になりました🎉

2025年2月18日、VS Code で利用する GitHub Copilot の Code completions (コード補完) で使えるモデルに選択肢が増え、"GPT-4o Copilot" を選択できるようになりました。

今回選択できるようになったモデルに関するもう少し詳しい情報として、GPT-4o-mini をベースに30以上のプログラム言語、275000 以上の高品質な public repo を追加でトレーニングしたモデルで、正確性とパフォーマンスが上がったようです。

ちなみに前提知識として GitHub Copilot では主に2つの機能があります。

  • GitHub Copilot Code Completions: コードエディター内でコード書いているコード補完してくれるやつ。今まではgpt-3.5 turbo からの派生したモデルだったので、個人的には精度が微妙に感じてた。
  • GitHub Copilot Chat: IDE の横に出てくるチャットの UI でやり取りをするやつ。

今回は、Code Completions の方です。 GitHub Copilot Chat は、OpenAI 系以外のモデルを選べるようになってますが、Code completions もついに選択肢がある時代になりましたね。

設定方法

GitHub Enterprise を利用の場合

※ Enterprise settings や organization の settings の確認・変更には強い権限 (Enterprise Admin / Organization Owner) が必要です。

GitHub を開いて Enterprise settings > Copilot で、"Policy タブ" > "Editor Preview Features" を Enabled にします。

No Policy でも OK ですが、その場合、GitHub Copilot を付与している対象の Organization で "Editor Preview Features" を Enabled にする必要があります。

VS Code の設定

VS Code を起動して、上部の Copilot のアイコンをクリック → Configure code completions... をクリックします。

コマンドパレットが表示されますので、Change completions model... をクリックします。

ここで "GPT-4o Copilot (Preview) ..." を選べば完了です。

補足

Free のユーザーは月に2000回利用できるようです。

終わりに

個人的には、Code Completions が Python + AI 系では (精度面で) 使えな過ぎて、変なコード補完ばかりでるの無視しながらコードを書くことがほとんどだったので、ここで生産性アップにつながったらいいなと思う今日この頃です。