BEACHSIDE BLOG

Azure と GitHub と C# が好きなエンジニアの個人メモ ( ・ㅂ・)و ̑̑

月刊 GitHub アップデート: 2025年12月号

2026年1月になりましたねー。あけましておめでとうございますということで先月のアップデートまとめです。

2025年12月の個人的ハイライトは GitHub Actions の料金改定ですかね。多くのユーザーでは影響なさそうな印象ですが、価格改定というタイトルが大きなインパクトあったみたいなので見ておくとよいかもです。
あと、Copilot memory 機能は early access で Pro と Pro+ で利用開始になったのも面白そうではあるが私は試せてない...

全般

GitHub Apps の install の許可がきめ細かに (2025-12-01)

Block repository administrators from installing GitHub Apps on their own now generally available - GitHub Changelog

  • Org の owner のみが GitHub Apps のインストールを許可する権限のサポートが GA。

    • 以前は repo の Admin 権限があれば GitHub Apps をインストールできたが、これを制限できるようになったってやつ。
  • リンクを知っている人ならだれでもアクセス可能な Public space が作れるように。

    • 個人所有の Spaces でのみの機能。
  • Code viewer から直接 space へファイルの追加が可能に。

スパム行為を行うリポジトリやユーザーからの通知の処理方法を改善

Notifications triggered by spam accounts are now correctly hidden - GitHub Changelog

  • 過去の不審なアカウントからのメンションを含め、そのアクティビティに起因するすべての通知が確実に非表示になるように
    • スパム行為によってトリガーされた通知が、非表示にしたりフラグを付けたりした後でも表示されたままになり、未読のリポジトリカウンターに計上されてしまうことがあったのを改善。

Enterpise team の各種上限が拡大 (2025-12-08)

Enterprise teams product limits increased by over 10x - GitHub Changelog

Enterpise team で以下の上限が拡大。

  • Enterprise ごとに作れる Enterprise team が 100 から 2500 へ拡大。
  • Enterprise team に入れるユーザー数が 500 から 5000 へ拡大。
  • Enterprise に割り当てれる organization 数は 1000 で変更なし。
  • GHES は今後出る v3.20 で適用予定。

GitHub Spark のエンハンスメント (2025-12-10)

GitHub Spark: Improvements, DPA coverage, & dedicated SKU - GitHub Changelog

  • SparkはGitHubデータ保護契約(DPA)の対象に。
  • Organization の Owner は、billing の画面で Spark 専用の SKU を確認できるように。
    • と書かれていたけど、契約形態次第では、Billing の画面をみるのに Enteprise level の billing and licensing を見る必要があるケースもありそう。
    • Enterprise level で Spark 専用の SKU をもとにBedge の作成も可能に。
  • agent でいくつかの機能改善。
    • ユーザーの手動での修正を尊重するようになり、ユーザーが行った手動の変更を上書きしないことが保証される。
  • 利用可能なモデルのコンテキストウィンドウを超えるような非常に複雑なアプリの生成に関するエージェントの処理も改善され、複雑なユースケースであっても、アプリを確実に生成できるように。
  • Org の Owner は、Spark のリポジトリの作成を個人のユーザーアカウントではなく、組織内に強制できるように。
    • Org の Setting → Copilot の Polices をみると項目はあるが readonly 状態で設定変更できず。
    • 設定変更は、Enterprise level の AI Controls → Copilot から "Force Spark repo creation within the organization" から。
  • その他細かい改善がいくつかあり。

Repository dashboard で repo を探しやすく (2025-12-11)

Repository dashboard: Find, search, and save queries in preview - GitHub Changelog

  • 新しい repo の dashboard: github.com/repos で repo を探しやすく。
  • repo の検索クエリを保存しておけるので独自の repo のビューを可能に。
  • repo の検索クエリ同様で、org でのフィルター (org:xxx) や custom property でのフィルター (prop.xxx:1 って感じ) でクエリができたり、自身の congributions や admin でフィルターできるのは便利。ただ、ワイルドカードが使えないので惜しい...

Discussions で Admin としてポストする機能 (2025-12-11)

Post as Admin now available in GitHub Discussions - GitHub Changelog

  • Discussions のポストやコメントを、repo の Admin 権限がある人は Admin として投稿可能に。
  • Admin で投稿しても自身のアカウント名も表示される。
  • 私が試した時だと、一度ポストしてから右上の ... → "Change to posted as admin" で変更可能だった。

GitHub Advanced Security 機能が自身でフリートライアル可能に (2025-12-18)

GitHub Advanced Security trials now available for more GitHub Enterprise customers - GitHub Changelog

Issue に Copilot を割り当てると自身もアサインされるように (2025-12-18)

Assigning GitHub Copilot to an issue now adds you as an assignee - GitHub Changelog

  • Issue で Assignee に Copilot を割り当てると、割り当てた本人も Assignee に自動で割り当てがされるように。
  • これで assignee:@me でフィルタして検索もしやすく。

GitHub App/OAuth app のリクエスト権限がきめ細かに (2025-12-22)

Control who can request apps for your organization now in public preview - GitHub Changelog

GitHub App/OAuth app のリクエストは、以前は outside collaborator からのリクエストを無効にすることしかできなかったが今後は以下3択に。

  • members と ousdide collaborator がリクエスト可能
  • members のみがリクエスト可能
  • members と ousdide collaborator はリクエスト不可

設定は、org の settings → Member privileges → App access requests より。

GitHub Copilot 関連

Visual Studio の Copilot 機能アップデート (2025-12-03)

GitHub Copilot in Visual Studio — November update - GitHub Changelog

Visual Studio 2026 が GA し、Copilot の機能もいくつか追加。

  • GitHub cloud agent が Public preview で利用可能となり、タスクの委任が可能に。利用には Coding agent の有効化が必須。
  • コンテキストメニューに "Copilot Action" ができ、action (Explain, Optimize Selecton, Generate comment や Generate Tests など)に直接アクセス可能に。
  • Code search の検索が All-In-One Search として、タイプミスやあいまいな検索でも、ユーザーの意図を考慮して検索するように。

GTP-5.1-Codex-Max が Copilot で利用可能に (2025-12-04)

OpenAI's GPT-5.1-Codex-Max is now in public preview for GitHub Copilot - GitHub Changelog

  • OpenAI の GTP-5.1-Codex-Max が Copilot で利用可能に。
  • Pro, Pro+, Business, Enterprise で利用可能。
  • Premium request のレートは、12-04 時点では1。
    • GTP-5.1-Code も1, GPT-5.1-Codex-Mini は 0.33 なので、今後3とかにあがるのかなと思ったりだが12-04 時点で特にアナウンス無し。

Insights のダッシュボードでコード生成の行数のメトリクスが閲覧可能に (2025-12-05)

Track Copilot code generation metrics in a dashboard - GitHub Changelog

  • Enterprise level の Insights に今まであったダッシュボードの "Copilot usage" (Copilot の詳細の利用状況) に加え、"Code generation" というダッシュボードが誕生。
  • "Code generation" では、生成したコードの行数や、Copilot 提案のコードを取り入れた行数、Agent によるコードの行数などが見れる。

Copilot coding agent でモデルの選択が可能に (2025-12-08)

Model picker for Copilot coding agent for Copilot Pro and Pro+ subscribers - GitHub Changelog

  • Pro, Pro+ プランのユーザー向けに Copilot coding agent は以下のモデルが選択可能に。
    • Auto
    • Anthropic Claude Opus 4.5
    • Anthropic Claude Sonnet 4.5
    • OpenAI GPT-5.1-Codex-Max
  • Auto は速度とパフォーマンスを最適化するらしく、モデルの可用性を加味して最適なモデルを選びつつ、レート制限は回避するような動きをする模様。

GitHub MCP server の機能改善 (2025-12-10)

The GitHub MCP Server adds support for tool-specific configuration, and more - GitHub Changelog

GitHub 公式で出しているgithub-mcp-server の話。

  • X-MCP-Tools ヘッダーに tools を定義することで、 remote mcp server の tools を絞り込むことで cotenxt window の最適化が可能に。
  • Lockdown mode が追加され、有効化することでパブリックリポジトリ内の信頼できないコントリビューターからのコンテンツを制限可能に。
  • プロンプトインジェクション攻撃から保護するため、包括的なコンテンツのサニタイズがデフォルトで有効に。

Auto model selection が GA (2025-12-10)

Auto model selection is generally available in GitHub Copilot in Visual Studio Code - GitHub Changelog

  • GitHub Copilot のモデルの自動選択機能が、VS Code と Visual Studio で GA。
  • 選択されるモデルは、現時点では GPT-5.1-Codex-Max, GPT-5 mini, GPT-4.1, Sonnet 4.5, Haiku 4.5などあるが随時更新される予定。
  • 現時点では、ざっくり空いてるリソースに割り当てられる感じのはずだが、今後タスクに最適なモデルを選択し、リクエストの複雑さに応じてモデルを適合させる高度な機能を備える予定らしい。

GPT-5.2 が GitHub Copilot で利用可能に (2025-12-11)

OpenAI's GPT-5.2 is now in public preview for GitHub Copilot - GitHub Changelog

  • VS Code や VS で GPT-5.2 が利用可能に。
  • Premium request は 1.0。

VS 2026 Insiders で C++向けのコード編集ツールが public preview (2025-12-16)

C++ code editing tools for GitHub Copilot in public preview - GitHub Changelog

  • Visual Studio 2026 Insiders で GitHub Copilot の C++ Tools が public preview で利用可能に。
  • 機能としては、コードベース全体にわたるすべての参照を表示、シンボルの型、宣言、スコープ、その他のメタデータを理解、クラスの継承階層を可視化、関数の呼び出しチェーンを追跡などができる。

Gemini 3 Flash が GitHub Copilot で利用可能に (2025-12-17)

Gemini 3 Flash is now in public preview for GitHub Copilot - GitHub Changelog

  • Gemini 3 シリーズの軽量モデルであるがベンチマークは十分に高い Gemini 3 Flash が GitHub Copilot で利用可能に。
  • いつも通りまずは VS Code, github.com, GitHub Mobile から。
  • 利用可能なプランは Enterprise, Business, Pro, Pro+ とBYOK。
  • Premium request は 0.33。

Dynamic Copilot Prompts の導入 (2025-12-17)

Dynamic Copilot prompts on GitHub Docs - GitHub Changelog

  • GitHub Docs の特定のページから GitHub Copilot のプロンプトを直接起動できる Dynamic Copilot prompts を導入。

Copilot のライセンスを持たないユーザーでも Copilot Code review が利用可能に (2025-12-17)

Copilot code review now available for organization members without a license - GitHub Changelog

  • Organization で Copilot のライセンスを持たないコントリビューターからのものを含め、すべての pull request で Copilot での Code review が適用可能に。
  • その場合、使用量は premium request として organization に請求される。
  • Copilot のライセンスを持つユーザーでの Copilot の code review は、今まで通り個人に割り当て分の premium reuqest を消費する。
  • 機能の有効化は以下2つで。
    • Enterprise level の AI Control → Copilot より "Premium request paid usage" の有効化
    • Enterprise level の AI Control → Agents → Copilot code review → "Allow members without a Copilot license to use Copilot code review in github.com" を有効化。

Copilot のメトリクスで Pull request のレビューなどのアクティビティが取得可能に (2025-12-18)

Enterprise-level pull request activity now included in Copilot Usage Metrics in public preview - GitHub Changelog

  • Copilot usage metrics API で、以下の情報が取得可能に (現時点では API からしか取得できない)。
    • 作成されたプルリクエストの総数
    • レビューされたプルリクエストの総数
    • Copilotによって作成されたプルリクエストの総数
    • Copilotによってレビューされたプルリクエストの総数
  • 現時点では Enterprise 単位でのメトリクスが取得可能。
  • Copilot usage metrics の有効化をすることで API 経由で取得可能。
    • 有効化は Enterprise level で AI Controle → Copilot の "Copilot usage metrics" から。

Copilot code review 機能が data residency の GHEC でサポート (2025-12-18)

Copilot code review preview features now supported in GitHub Enterprise Cloud with data residency - GitHub Changelog

  • Data residency (データ所在地が保証される) の GHEC で Copilot Code review がサポート。Copilot Code Review は GitHub Universe で以下が含まれることが発表されたのでおさらいしておきましょう。

  • コード、ディレクトリ構造、参照を含むプロジェクト全体のコンテキストを能動的に収集するための、高度なエージェントによるツール呼び出しへのアクセス。これにより、以前の code review よりもフィードバックがより具体的かつ正確に進化。

  • CodeQLやESLintなどの確定的なツールを追加および設定し、Copilotのコードレビューとともに実行する機能。
  • Copilot Code review のレビューから ボタン一つで Copilot coding agent へ実装提案を依頼可能。これによりフィードバックに応じた実装をした PR が新たに作成される。
  • Copilot agent のミッションコントロールを介した Copilotコードレビューエージェントのセッションの可視化。
  • ちょっと機能からそれるが、instructions.md または copilot-instructions.md ファイルを使って、レビュー基準やトーンを定義し、CCRが優先すべき事項(テストカバレッジ、パフォーマンス、可読性など)の指示が可能。

日本で data residency の GHEC が利用可能に (2025-12-18)

GitHub Enterprise Cloud data residency in Japan is generally available - GitHub Changelog

Agent Skill が GitHub Copilot で利用可能に (2025-12-18)

GitHub Copilot now supports Agent Skills - GitHub Changelog

Copilot memory 機能のアーリーアクセス開始 (2025-12-19)

  • Copilot memory が GitHub Copilot の Pro と Pro+ プランのユーザーでパブリックプレビューで利用可能に。
  • Copilot memory は、時間とともにコードベースの insights を学んで repo 固有のメモリを構築することで Copilot の機能を増長する感じの機能。
  • Copilot coding agent と Copilot Code reveiw でコンテキストに共有されることで機能を向上させる。
  • 恒例の設定の有効化は必要。

GitHub Actions 関連

workflow_dispatch トリガーのワークフローの上限改善 (2025-12-04)

Actions workflow dispatch workflows now support 25 inputs - GitHub Changelog

  • workflow_dispatch トリガーでトリガーされるワークフローの最大が、10から25へ増加。

Azure VNet 使った GitHub-hoted の Larger runner でネットワーク診断ログが詳細に確認可能に (2025-12-12)

Better diagnostics for VNET injected runners and required self-hosted runner upgrades - GitHub Changelog

  • GitHub hosted の Larger runner で Azure の VNet injection (private endpoint 使って VNET 統合している場合と同意) 利用時に、接続で問題が発生すると詳細のネットワーク診断が表示されるように。
  • これにより self-hosted runner が v2.329.0 以降の利用が必須に。古いバージョンを利用していると GitHub Actions がブロックされるようになる。
  • 2026年2月9日からブラウンアウトを実施しし、2026年3月2日から完全な運用開始予定。
  • これに伴い v2331.0 のリリースで Ubuntu 22.04 から Utuntu 24.04 にアップデートされるので、依存関係の互換性のチェックは各自で必要。

GitHub Actions の料金の改定 (2025-12-16)

Update to GitHub Actions pricing - GitHub Changelog

随時更新されそうな雰囲気で、こちらは日本語で情報が公開されているので詳細を随時確認するのがベストです。 - GitHub Actionsの価格改定について - GitHubブログ

ここでの最新情報は、2025年12月18日時点 (2026年1月5日現在新しい更新情報なし) でざっくりまとめると以下な感じ。

  • GitHubホストランナーの価格改定については、2026年1月1日より、GitHubホストランナー(GitHub側のサーバーで実行する実行環境)の価格を最大39%引き下げる計画を予定通り進めていく。Self-hosted runner の価格設定は2026年3月1日からの予定。
  • GitHubは GitHub hosted runner および Self-hosted runner にわたるすべてのActionsワークフローに対して、1分あたり0.002ドルの「Actionsクラウドプラットフォーム料金」を導入する。新しい料金のレート には、この料金が含まれています。
  • public repo の GitHub-hosted runner/Self-hosted runner は変わらず無償。
  • GHES は影響なし。
  • 料金計算ツールができたので、気になる方はここで計算してねと。

ピックアップしなかった情報 (個人的にあまり興味がなかったので雑にみただけの情報)