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Azure と GitHub と C# が好きなエンジニアの個人メモ ( ・ㅂ・)و ̑̑

Azure AD B2C テナントを削除する

いらなくなった Azure AD B2C のテナントの削除方法のメモです。久々に削除しようと思ったら公式ドキュメントは今の UI とずれててわかりにくいなーと感じたので書いてみました。

慣れてればハイハイーって感じで削除に立ちはだかるクエストをこなしていけるんですが、B2C という希少種に慣れてる変態も少ないだろうと思いメモを残したところです。

削除したい B2C テナントに切り替える

Azure ポータルにログインします。現在ログインしているテナントは画面の左上 (下図だと黄色く塗った部分) で確認できます。

ここを削除したい B2C テナントであるか確認します。別のテナントにいる場合は、

  • 上部にあるディレクトリ切り替えのアイコン (図①) をクリックします。
  • ここでも現在のディレクトリが確認できます (図②) 。
  • お気に入りすべてのディレクトリ (図③) をクリックして、削除したい B2C テナントに切り替えます。

B2C テナントの削除画面を開く

前述で手順を書いてますが、削除したい B2C のテナントにいることは必ず確認しましょう。

まず Azure Active Directory のリソースを開きます。"Azure Active Directory B2C" ではなく "Azure Active Directory" です。開き方がわからん場合は上部の検索で「active」とか入力したら Azure Active Directory が表示されますのでクリックするくらいが楽でしょうか。

デフォルトで 概要 が開きます。ここで テナントの管理 をクリックします。

テナントの切り替え画面が表示されます。ここで削除したいテナント (つまり今いるテナント) をクリックして、上部の 削除 をクリックします。削除したいテナントは間違えないように注意しましょう。間違えたらそりゃ大変なことになるでしょう...。

余談ですが、事前にテナントを切り替えなくてもここでクリックしたらテナント切り替わるんですけどね...

B2C テナントの削除画面でリソースのクリーンアップ

前述の手順で、B2C テナントの削除画面 (←正式名称ではないが名称がないのでそう呼んでおきます) が表示されますね。ここでは、B2C テナントを削除する前に削除せなあかんもののリストが表示されます。状態 がダメになってる列をクリックすると、削除できそうな画面に飛んでいきますので地道に削除しましょう。

ちなみにそれぞれを削除をした後は、画面上部のリンクからこの画面に戻ってくると楽です。この表示が見えなくり迷子になったら、前述「B2C テナントの削除画面を開く」の手順で戻ってきましょう。

削除にあたりいくつか注意点をあげますかね。

ユーザー

ユーザーの削除をする際、この B2C テナントを作った管理者は削除する必要はないことくらいでしょうか。

Microsoft Azure サブスクリプション

「Microsoft Azure サブスクリプション」をクリックする必要があるときの手順です。

これをクリックすると以下図の画面に遷移します。この中で「Azure リソースのアクセス管理」を はい に変更し (図①) 、上部の 保存 (図②) をクリックします。

これで削除画面に戻って画面上部の 更新 をクリックしても状態が変わりませんが焦る必要はありません。一度別のテナントに切り替え (切り替えるテナントがないならサインアウトして再度サインイン)、またことのテナントに戻ってB2C テナントの削除画面を開くと更新されます。

トークンと紐づいてるせいでトークンがリフレッシュされないと状態もかわらないんでしょうね。公式ドキュメントだとこの作業を事前にやるようになってますが、どの段階でやっても一度テナントを切り替える必要があるので手間はさほど変わりません。

全てグリーンになったら削除できる

あとは削除ボタンをクリックするのみです。

まとめ

個人の B2C テナント5つ全ての URL が気にくわないので思い切って削除して作り直そうってなったときの話でした🥲。

公式ドキュメントはこちらです。

docs.microsoft.com