主に GitHub Enterprise 関連の更新情報2024年1月編、自分用メモです。
数年書き途中で放置してほぼ未公開のシリーズ💦💦💦 2024年は一年継続して書いていこうかと。。。と思いもう4月ですが、3月まではほぼ書き終えてるのであくまで自分のメモとして公開していきます。
- 全般
- Copilot 関連
- Actions 関連
- ピックアップしなかった情報
全般
Subversion のサポート終了(2024/1/8)
- Subversion のプロトコルのサポートについて、GitHub.com は終了、GitHub Enterprise Server は v3.13 (2024年6月リリース予定)で使えなくなる。
- GitHub Importer を使って移行が可能なのでまだの方はお早めに。
CodeQL Action v2 廃止のお知らせ (2024/1/12)
- 2024年の12月で v2 が廃止になるので、v3 にあげていきましょうって話。
- アナウンスのblog に更新の tips が書いてあるので利用している方は要チェックです。
Codespaces の base image 更新(2024/1/16)
- Codespaces でベータ版だった base image が stable に昇格したって話。
- この更新に伴って Stable のバージョンがどうなってるかは以下で確認可能。
Dependabot Version Updates Support devcontainers
- devcontainer でも dependabot が利用できるようになったとのこの。
- この時期くらいから devcontainer を新規に作ると .github/dependabot.yml も一緒に作られて、デフォルトだと weekly でチェックするようになったのはこの機能追加の影響だったんですなぁ。
Copilot 関連
Copilot Enterprise beta – January 10th update
Semantic search can be enabled on any repository
任意の repository に対してセマンティック検索を有効化が可能になったので、repository をインデックスに登録することで copilot が repository をいい感じに理解して回答をすることが可能になります。
GitHub の右上の copilot をクリックして...
repository を検索できる画面が表示されるので、インデックス化したい repository を検索して選びます。インデックス化してない場合は、"Index this repository" ってボタンが出てくるのでそれをクリックすればそのうちインデックス化されます。
インデックス化されるとこんな表示になってセマンティック検索が可能となります。
Create docsets to access your company’s critical knowledge
docset を作れるようになりました。docset は、特定の repository の中で Markdown (.md
, .mdx
) で書かれたドキュメントをインデックス化して、GitHub 内の Copilot Chat で docset を選択してチャットができるようになります。
docset 作成のざっくりなながれはこれ。
- docset を作る
- docset に含みたい repository を選択して (複数可能) ドキュメントをインデックス化する
詳細は以下のドキュメントに書かれています。
January 10th update でのその他
- PR 時にファイルの diff に対して Copilot に質問できるようになりました。
- Enterprise admin が 検索バーから Copilot にアクセスして repo とかの検索ができるようになりました。
Copilot Content Exclusions Feature Update (2024/1/18)
- 昨年後半にいろいろとやらかした特定のファイルをコード補完の対象から除外する機能ですが、改めてちゃんと使えるようになりましたのお知らせ。
- パフォーマンスの向上と利用できる IDE も 現状 Copilot が利用可能な IDE 全てが対象となりました。
- 設定方法は、以下のドキュメント参照です。
Copilot – January 18th update
古い Endpoint が非推奨に
- 2023年9月に発表した API の endpoint の更新の話。古い endpoint は非推奨になる。
- IDE を使っている場合、拡張機能を更新していれば気にする必要はない。
- Firewall とかのネットワーク制御がある環境の人は、
https://api.githubcopilot.com
を通すように確認しましょう。
Copilot Enterprise Waitlist 終了
- Copilot Enterprise の GA に備え、Waitlist は1/19でクローズしました。
Code faster and better with GitHub Copilot’s new features in Visual Studio copilot (2024/1/30)
- VS 2022 の v17.8 以降 + 最新の GitHub Copilot Chat Extention で...
- スラッシュコマンドが増えた (Use slash commands in Copilot Chat for common tasks)
- 回答のための特定のファイルを指定できる context variables を追加 (Reference: scope Copilot results to a particular file)。
- 両方の詳細、その他の Tips はこちらのドキュメント で見るといいわかりやすい。
Actions 関連
Actions Runner Controller の改善 (2024/1/10)
Actions Runner Controller とは、Kubernetes で Self-hosted runner を構成しているときにスケールを管理する部分。
個人的には興味がないし使う予定もないので動作確認もする予定はないが、今までは min
attribute を設定しておくことでスケールダウンした際の最小の active/idle 中の runner の数だったため runnner が稼働しているときに idle 中の runner が0になることもあることで、新しいジョブを受け付けるのに時間がかかるのが問題だったと。
それを今回の更新で、min
attribute は idle 中の runnner の最小台数になったため、どんなに runner が稼働していても、K8S が許す限りは idle 中の runnner を確保してくれて新しいジョブを効率的に引き受けれるようになったってことかな。
GitHub Actions: Introducing the new M1 macOS runner available to open source! (2024/1/30)
- M1 の runner リリースのお知らせ。詳細は↓のアナウンスにまとめて書きました。
GitHub Actions: macOS 14 (Sonoma) is now available (2024/1/30)
- Actions の Runner に M1 の macOS 14 が登場。runs-on で
macos-14
と指定して使える。 - スペックは、3 vCPU, 7 GB RAM, and 14 GB of storage VM
macos-14-xlarge
とmacos-14-large
の言及があるけど、Larger runners で使えるのかな... (ドキュメントに特に書いてないし試してない)
M1 の話と一緒に、latest
のバージョンが変わるアナウンスもあり。
macos-13
はあるけど、macos-latest
はmacos-12
のまま、2024年4-6月にmacos-14
移るまでこのまま。macos-11
は非推奨へ。
ピックアップしなかった情報
- You can pick your account during device flow login - The GitHub Blog
- GitHub Support Portal will now require login - The GitHub Blog
- GitHub Copilot Chat now generally available for organizations and individuals - The GitHub Blog
- Global Code Search on GitHub Mobile - The GitHub Blog
- GitHub Actions - Repository Actions Runners List is now generally available - The GitHub Blog
- GitHub Issues & Projects – Project status updates & issues side panel - The GitHub Blog
- Migrating GitHub Classroom Assignment Repository Creation from “Create from Template” to Forks [Public Beta]
- CodeQL 2.16: Python Dependency Installation Disabled, New Queries, and Bug Fixes
- CodeQL 2.16.1: Swift 5.9.2 Support, New Queries, and Scanned-File Count Changes